原点の想い

人生のグランドフィナーレを笑顔で送っていただける場所でありたい
社会福祉法人 隆生福祉会 理事長 藤本 佳代子

福祉とは、福も祉も「しあわせ」を語源とします。人が「しあわせによりよく生きる」そのお役に立つことが隆生福祉会の事業のこころです。
隆生福祉会は、「お役立ちのこころ」を創業精神として、2000年に設立いたしました。隆生(りゅうせい)福祉会という法人名は、人のお役に立つことを志としながら夢半ばで急逝した夫の名前「隆生(たかお)」から名付けました。夫の名を辱しめない事業をするとの決意からでした。
そして、事業でお役に立てることによって、ご利用者様、ご家族様、地域の皆様、職員、法人と笑顔が生まれ繋がっていく、この「五つの笑顔」を法人理念といたしました。
お役に立てるとは、思いやりの心をもってその方が助けてほしいことをすること、と考えます。人は、一人ひとりがそれぞれかけがえのない心、人生を持っています。そして、助けてほしいこと、手伝ってほしいことはそれぞれ異なります。
高齢者介護の事業につきましては、介護先進国の北欧の国々とも交流し勉強する中で学んだことは、お一人お一人の個性を大切に尊重することでした。そして特別の生活をしてもらうのではなく、当たり前の自然な生活をしていただくことでした。
そこで、私たちは、お一人お一人がその個性に従って、「すこやか」で健康に、「いきいき」と楽しく、「しっかり」自立して自然な生活をしていただけるよう、空気のような存在で思いやりを持った介護をしたいと考えています。
そして、ご利用者様に「輝け☆グランドフィナーレ」のエールを送りながら。
また、少子高齢化の日本を考えたとき、将来を支える子供たちの保育にお役に立たなければならないとの思いを強くしています。これからますますグローバル化する世界の中で、日本が豊かで幸せな国として発展していけるよう、子供たちが「世界に羽ばたき、リーダーシップをとれる子供たち」に育っていくのにお役にたてる保育事業を展開してまいります。
福祉事業への期待は時代の変化とともに変わっていくでしょうが、常にその時代時代にもっとも喜ばれ感謝される福祉事業の在り方を追い求め、地域にとってなくてはならない存在である法人となるよう努めてまいります。

すべては、目の前にいる「その人」のために。

私たちは、こう考えます。
本来、福祉とは、介護とは、
人が人に対する当たり前の労いや優しさや敬意の表現ではないかと。
自分の家族のように、目の前のその人と毎日、出会う。
一人ひとりの困りごと、不自由さ、心の傷みをやわらげるために、
必要な知識やスキルや言葉や思いを使う。
そう、挨拶するように自然に。
そういうふうに、専門性に裏付けられた質の高いケアを提供すること。
それが、私たちが求める理想の介護。
人と人の、心の通い合いから生まれる笑顔。
目の前にいるその人を、
そして、その人の後ろにいるご家族を笑顔にしたい。
私たちは、そんな思いを胸に秘めて、今日も一人ひとりのご利用者様に接しています。